おくすりの副作用
昨日は勉強会に参加してきました。
鍼灸院には
肩の痛み、腕が上がらない、夜もうずく、寝返りが痛くて目が覚める、洋服の脱ぎ着が痛いなど
四十肩、五十肩の症状で来院される方は多いです。
今回の勉強会で発表された内容の中で
おくすりの副作用で肩の痛みが出ているケースがある事を知りました。
血液中のコレステロールを減らすおくすり
高コレステロール血症の治療薬アトルバスタチン錠、リピトール錠を服用されている方に
筋肉の副作用としてごくまれに横紋筋融解症を起こすことがあります。
横紋筋融解症とは筋肉障害により、手足や全身の筋肉痛、しびれや脱力感などの症状があらわれ、筋肉の成分が血液中に流れ出る病気です。
副作用で症状が出ている場合は鍼をしても全く変わりません。
なかなか治らない症状や原因が思いあたらない時は飲んでいるお薬の副作用をもう一度確認した方がいいですね。
肩の関節は複雑なので
もともと肩の症状は治りにくく
鍼灸も回数が必要です。
しかし、お薬を変えてもらうだけで症状が取れることがある事を知りました。
治療院には本当にいろいろな患者さんが来られます。
患者さんの症状を改善するには経験は勿論ですが高い知識が必要です。
薬の事や日々進歩する西洋医学の知識を増やすため
日曜日は勉強会でコツコツやってます😅