ぜんそく
50代女性
【 症状 】
2、3週間前からぜんそくの症状が出てきた。
もともと気管支喘息の持病があり、薬を飲んだり吸入をしたりしてきた。
8月に大きな仕事があり毎日とても忙しかった。その疲れが溜まったまま秋になり、いつもより息が苦しく、早朝や就寝中の咳もあり辛い。
【 治療 】
喘息の人は苦しい咳をするので背中が硬くなっています。背中の硬結に鍼をして背中の緊張を緩めました。
仕事のストレスと疲れで気の巡りが悪かったので、経絡治療で気の巡りを良くしました。
脈診より、東洋医学的診断で胸に熱こもっているのがわかったので、手にある心包経という経絡を使って胸の熱を取りました。
ガチガチの背中が軽くなって、胸の熱が抜けると胸の苦しさが取れてスーッとしてきます。
最後に喘息によく効く特効穴も治療しました。
本当はお灸もするともっと良くなるのですが、こちらの患者さんはたいへんな怖がりで鍼も嫌だけどお灸はもっと嫌とおっしゃるので今回はお灸はしませんでした。
1週間後に来院されて
すごく身体が楽になってびっくりした!いつも吸入してたけど、しなくてもいけそうな感じがしてやらなかったら、しなくても全然大丈夫だった!とおっしゃっていただけました。
この方は、喘息の治療で来られましたが、首と腰も悪く坐骨神経痛もあったのでそちらの治療もしました。
首や腰も楽になり、鍼ってこんなに身体が良くなるんやって実感できて、鍼灸院に行く人の気持ちがわかったっておっしゃってました。
こちらの患者さんは注射や鍼が怖いととおっしゃっていたので痛くないよう確認しながら丁寧に丁寧に治療しましたので、治療中も全然痛くなかったとも言ってもらえました。
当院の鍼は怖くないし、痛くないのでどなたも安心して受けていただけます。
また、当院は全身を診て治療しますので、複数の症状にも対応しています。
喘息で呼吸が辛い、咳が辛い方、一度鍼灸治療をお試しください。
鍼灸は副作用がない自然な治療で身体を元気にできる素晴らしい治療です。

