子供の花粉症とアトピー性皮膚炎
11歳男児
【 症状 】
3歳の時に花粉症を発症してから現在に至るまでずっと毎日薬を飲んでいる。
スギ、ヒノキ、ハウスダストで年中鼻の症状がある。
耳鼻科の先生から「舌下免疫療法」を勧められているが、お母様が躊躇されていて他に何か方法がないかと東洋医学を頼って来院されました。
アトピー性皮膚炎もある。
【 治療 】
東洋医学的に診断するとこちらのお子様の身体には湿が多く、湿を取るツボを治療しました。
子供には気持ちの良い小児はりで治療するのでニコニコしながら受けてくれます。
子供なのに身体がねじれていたので、正常な位置に戻していきました。
“ 何が一番辛い?”って聞くと
“ ご飯食べる時、飲み込むとき痛いのが辛い ”
と答えたので
今、つばを飲み込んでもらったら
痛いと言うので
一通り治療してから
もう一回つばを飲み込んでもらうと
“ えっ⁉︎ 痛くない! ”
と驚いて笑い出しました。
これが東洋医学のツボの力です。
8年間も悪かった症状で
身体もけっこう悪かったので難しいかもと思いましたが改善してよかったです。
3日後、その3日後と3回治療しましたが
喉の痛みはなくなり、花粉症の症状も落ち着いています。
また、肘のアトピー性皮膚炎の赤みが枯れてきました。
姿勢も良くなったんですとお母様がとても喜んでました。
子供が元気で健康に過ごせることが親の一番の願いだと思います。
杉原鍼灸院では子供さんの治療は保護者も一緒に入って見てもらいながらします。
小児はりは安心で安全な東洋医学の治療です。