治療実績

ばね指の鍼灸治療

60代女性(忠岡町)

「 症状 」

2ヶ月前に利き手の右手をケガして、左手を使うようになった。1ヶ月前くらいから左親指のつけ根(手のひら側)の痛みと、指を曲げると 関節が痛い。動かす時にカクンとなる。肩こり、腰痛もある。

「 治療 」

腱鞘炎など手の症状で来られる患者さんの特徴は、とにかく頑張り屋さんで何でもきっちりきちんとされる方が多いです。そして、介護やお孫さんや家族の世話など家事の仕事が多い方がほとんどなので、身体にも疲れがたまっていてカチカチになってます。

まずは身体の状態を良くするため、肩、背中、腰、足全体の治療をします。弱っている経絡を見つけて丁寧に鍼をします。全身の気血の流れを良くしてから局所の治療をします。

手はとても敏感な部位なので、痛くないようにそーっと鍼をします。そしてゴマつぶより小さいお灸をツボにします。ほんわり温かくなって痛みがだいぶと無くなります。また使うと痛みが戻ってきますので根気よく治療をする必要があります。

週1回の治療で4ヶ月目にはほとんど痛みもカックンもなくなりました。

こちらの患者さんは治療すると身体の調子がすごく良くなるとで鍼灸治療を気にいって下さり現在も治療に来られています。